保守の視点

「保守の視点」から政治・歴史を語る

2018-04-16から1日間の記事一覧

進歩主義と「敵」~リベラルの源流を探る~

リベラルは昨今の北朝鮮情勢を鑑み「安倍政権は外敵の脅威を強調し支持を集めている」と批判する。 北朝鮮の脅威は現実に存在するものであり安倍首相がこれを殊更強調しているという印象はない。むしろ抑制的に対応していると言えよう。 もっとも政治ではと…

独裁思考の既存マスコミ

安倍政権は規制改革の一環として放送改革を示し、放送法の改正を提言した。 その中で政治的公平などを規定した放送法4条の撤廃が示され、これに既存マスコミは強く反対している。 朝日新聞は社説で「安倍内閣は従来の自民党政権にもまして、4条を口実に放…

「国家権力を制限する権力」としてのマスコミ

かつて「マスコミ」と呼ばれる存在は新聞、ラジオ、テレビであり、とりわけ新聞社、テレビの影響力は著しかった。現在はこれらにネット・メディアも加わりネットでは個人レベルのメディアの活躍も目立っている。 ネットでは新聞、テレビ(以下、既存マスコミ)…

「こんな人たち」の政治戦略

日本には「リベラル」を自称する勢力が存在するが、彼らから具体的な「リベラルな政策」が聞かれることはまずない。 外交・安全保障政策では「憲法9条を守れ」だけであり、内政では例えば生活保護支給費の水準を巡る議論では「憲法25条を守れ」と言うだけ…